交通死亡事故が半減したその防止対策とは

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 デンマークでは飲酒運転で捕まると車が没収されるという法律が出来ました。また、没収された車はオークションにかけられ、その収益は国の財政に使われるようになりました。車が没収されるだけではなく、運転免許証のはく奪、最低1か月分の月収分の罰金が科せられます。この法律が施行された後は、施行される前と比較して飲酒運転による死亡事故が半減しました。

 例え事故を起こさなくても飲酒運転をした人に車の運転免許証をはく奪して運転させないことで、飲酒事故は減ります。飲酒運転する人は何回も積み重ねた結果に死亡事故を起こしているので、未然に防ぐためにも飲酒運転している人をより早く見つけることでこの法律の威力がより発揮されます。この法律の良いところは事故を起こしてから厳罰をするのではなく、事故の有無に関わらずに処罰できることです。そのため、軽い感じで飲酒後に運転しようとする人がいなくなります。日本もこの法律を見習うべきだという意見も沢山あります。

 今の日本でも罰則は3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金と厳しいですが、もっと効果のある法律は何かが模索されています。デンマークでも日本でもどこでもそうですが、事故がおきるかが大事ではなく、飲酒運転自体が危険行為であることの認識を再確認するべきです。どれだけ危険かコンピュータで体験してもらうなど教育にも力を入れるべきです。高齢者講習のように飲酒運転撲滅講習もありかもしれないです。

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